発達障害かもしれないと感じたら

「仕事の段取りがうまくいかない」「忘れ物が多い」「人間関係で同じ失敗を繰り返す」「子どもが授業についていけない/集団がしんどい」——。
こうした困りごとの背景に、 発達特性(ASD・ADHD・学習の特性など)が関係していることがあります。

大切なのは、ラベルを付けることではなく、“困りごとが起きる仕組み”を整理し、具体的な対策につなげることです。そのために役立つのが、心理検査(WAIS/WISCなど)と、検査結果を日常に落とし込む心理カウンセリングです。

この記事では、発達障害(発達特性)の基本、WAIS/WISCでわかることや検査の活かし方を解説します。

発達障害(発達特性)とは:困りごとが「能力」ではなく「特性」から起きる状態

発達障害は、一般に

  • ASD(自閉スペクトラム症):対人理解・こだわり・感覚特性など
  • ADHD(注意欠如・多動症):不注意・衝動性・多動性、時間管理の苦手さなど
  • 学習の特性(LD/SLDなど):読む・書く・計算など特定領域の困難

といった特性が、生活・学業・仕事に支障を生む状態を指します。

重要なのは、同じ診断名でも困り方は人によって大きく異なる点です。だからこそ、医師の診察に加え、必要に応じて心理検査などの情報を組み合わせ、総合的に評価していきます。


「検査=診断」ではありません:心理検査は“支援の設計図”を作るための道具

よくある誤解が、「WAISやWISCを受ければ発達障害かどうかが確定する」というものです。
実際には、知能検査(WAIS/WISC)は発達障害を直接“診断”する検査ではなく、得意・不得意の傾向や認知特性を把握し、支援や環境調整のヒントを得るために用いられます。

診断や支援方針の検討では、一般的に

  • 面接(生活歴・発達歴・現在の困りごと)
  • 行動観察
  • 必要な心理検査・発達検査・質問紙

などを組み合わせて判断します。


WAISとは:大人(16歳以上)の“認知特性”を多面的に把握する検査

WAIS(ウェクスラー式知能検査 成人版)は、概ね16歳から高齢者までを対象にした知能検査で、認知能力を多面的に捉えるため医療・就労・教育など幅広く用いられています。

WAISでわかること(例)

  • 全体的な知的水準(IQの指標)
  • 言語理解、視空間、ワーキングメモリ、処理速度などの領域別の強み・弱み
  • 「なぜミスが起きるのか」「どの作業で疲れやすいのか」といった、困りごとの背景の推測

たとえば、処理速度が相対的に低い場合は、スピードを求められる業務で疲弊しやすくなる一方、言語理解が強い場合は、文章化・説明・企画で力を発揮しやすい、といった整理が可能になります。


WISCとは:子どもの学習や生活上の困りごとを“支援”につなげる検査

WISC(ウェクスラー式知能検査 児童版)は、児童を対象に、支援の手がかりを得る目的で医療や教育の現場で活用される知能検査です。日本版WISC-Vは、概ね5歳〜15歳11か月が対象とされています。
(運用上、機関により年齢の取り扱いが異なる場合があります。)
※六郷土手駅前こころとからだの痛みクリニックにおける対象年齢は10歳~15歳11ヶ月です。

WISCでわかること(例)

  • 学習につまずくポイント(読む/書く/聞いて理解する/作業スピードなど)
  • 集団生活で起きやすい困りごとの背景(注意の散りやすさ、情報処理の負荷など)
  • 学校・家庭での具体的な配慮(課題量・提示方法・評価方法)の検討材料

WAIS/WISCを受けるメリット:自己理解と環境調整が“具体策”になる

発達特性の困りごとは、本人の努力不足ではなく、環境とのミスマッチで増幅することが少なくありません。検査結果を使うと、対策が「気合い」から「設計」に変わります。

1) 仕事・学業の“やり方”を変えられる

  • タスクを細分化してチェックリスト化
  • 締め切りを前倒しで設定
  • 口頭指示を文章化してもらう
  • 集中が落ちる時間帯を前提に休憩設計をする

2) 二次障害(抑うつ・不安・自尊心低下)を予防しやすい

「なぜできないのか」が説明可能になると、自己否定が下がり、現実的な対策へ移行しやすくなります。

3) 学校・職場への説明がしやすい

“配慮してほしい点”が曖昧だと、協力が得にくいものです。検査所見を根拠に、必要な配慮を整理できます。


検査〜支援(カウンセリング)までの一般的な流れ

医療機関では、次のような流れで進むことが多いです。

  1. 初診(医師の診察):困りごと、生活状況、既往、発達歴の確認
  2. 検査の検討:WAIS/WISCなど、目的に応じて選択
  3. 心理検査の実施:複数日に分ける場合もあります
  4. フィードバック(結果説明):強み・弱み、困りごとの背景、具体策
  5. 支援につなぐ:心理カウンセリング、生活調整、学校・職場の環境調整(必要に応じて)

準備しておくと役立つもの(例)

  • 子ども:学校の状況がわかる資料(担任所見、通知表、学習の困りごとメモ)
  • 大人:幼少期の情報(家族からの聞き取り、母子手帳、過去の成績や行動特徴メモ)

なぜ「心理カウンセリング」につなげると効果的なのか

検査結果は“地図”ですが、地図だけでは目的地に着きません。日常の行動・考え方・環境調整へ落とし込むプロセスで、カウンセリングが大きく役立ちます。

カウンセリングで扱えるテーマ(例)

  • 対人コミュニケーション(言い方、伝え方、境界線)
  • 感覚過敏・疲労のマネジメント(刺激の調整、休息設計)
  • 失敗体験の整理と自己理解(自己否定の軽減)
  • 家族・パートナーとの関係調整(誤解の解消、役割分担)

発達特性そのものを「治す」というより、困りごとを減らし、強みを活かす設計にしていくイメージです。


よくある質問(FAQ)

Q1. WAIS/WISCを受ければ発達障害と診断できますか?

知能検査(WAIS/WISC)は、発達障害を直接診断する検査ではありません。面接・行動観察・生活状況などを含め、総合的に判断します。

Q2. 子どもはWISC、大人はWAISですか?

一般に、成人はWAIS、児童はWISCが用いられます。対象年齢は製品情報として、WAIS-IVは概ね16歳以上、WISC-Vは児童期(〜15歳11か月)とされています。

Q3. 検査結果はどのように活かせますか?

「何が苦手か」だけでなく、「どの条件なら力を発揮できるか」を整理し、学校・職場・家庭での環境調整や、カウンセリングでの具体的トレーニングに落とし込みます。

Q4. 発達特性があると、うつや不安にもなりやすいですか?

環境とのミスマッチが続くと、自己否定やストレスが増え、抑うつ・不安などの二次的な不調が重なることがあります。早めに整理し、対策を作ることが重要です。

「発達障害かも」と感じたら:まずは“困りごと”を言語化するところから

発達特性の相談は、「診断が欲しい」だけでなく、

  • 生活や仕事が回らない
  • 人間関係がこじれる
  • 学校生活がつらい
  • 不眠や不安が重なってきた

といった“困りごと起点”で進める方が、具体的な解決につながりやすい傾向があります。

六郷土手駅前こころとからだの痛みクリニックでは、精神科・心療内科の診療に加え、必要に応じてWAIS/WISC等の心理検査や、検査結果を日常へ落とし込む心理カウンセリングへつなぐ設計が可能です。



六郷土手駅前こころとからだの痛みクリニックの特徴

六郷土手駅前こころとからだの痛みクリニック ( メンタルクリニック )は、これまで数多くの クリニック ( 診療所 ) や 病院 などで 精神科 , 心療内科 , 麻酔科 の診療をおこなってきた、 医学博士 の院長が、気軽に立ち寄れる身近な かかりつけ医 を目指しています。
また 公認心理師 / 臨床心理士 による 心理カウンセリング / WAIS-Ⅳ ( ウェイス-フォー ) 知能検査 / WISC-Ⅴ ( ウィスク-ファイブ ) 知能検査が可能です。

※心理カウンセリング / WAIS-Ⅳ ( ウェイス-フォー ) 知能検査 / WISC-Ⅴ ( ウィスク-ファイブ ) 知能検査 はいずれも、当院に通院歴のない初めて来院される方でもご利用いただけます。
※心理カウンセリング / WAIS-Ⅳ ( ウェイス-フォー ) 知能検査 / WISC-Ⅴ ( ウィスク-ファイブ ) 知能検査 のみのご利用も可能です。

六郷土手駅前こころとからだの痛みクリニック ( メンタルクリニック )の 診療 および 心理カウンセリング / WAIS-Ⅳ ( ウェイス-フォー ) 知能検査 / WISC-Ⅴ ( ウィスク-ファイブ ) 知能検査 は予約制ですので、[ WEB予約 ]または、診療時間内の[ 電話予約(03–6424–7839) ]の上、ご来院ください。

[ WEB予約 ]はこちら
https://rokugo-dote-mental.reserve.ne.jp/

※初診の当日予約 は、 WEB予約 を受け付けておりませんので、[ 電話(03–6424–7839) ]にてお問い合わせください。

六郷土手駅前こころとからだの痛みクリニック ( メンタルクリニック )は 京急線 六郷土手駅 から徒歩0分(10秒)と 駅近く にあります。

〇 最寄りの 京急線 六郷土手駅 は 京急線 普通電車 で下記の通りです。
・ 京急蒲田 駅 から 川崎 / 横浜 方面に2駅
・ 雑色 駅 から 川崎 / 横浜 方面に1駅
・ 京急川崎 駅 から 蒲田 / 品川 方面に1駅
・ 京急鶴見 駅 から 蒲田 / 品川 方面に 4駅

〇 最寄りの バス停 は下記の通りです。
・ 東急バス 六郷土手 バス停 から徒歩3分
・ 京急バス 六郷橋 バス停 から徒歩3分

また 六郷土手駅前こころとからだの痛みクリニック ( メンタルクリニック )は 京急大師線 港町 駅からも徒歩15分 という立地にあり、 東京 都内 からも 川崎 / 横浜 方面からも アクセス しやすいく 通いやすい 場所にあります。

なお 六郷土手駅前こころとからだの痛みクリニック ( メンタルクリニック ) では、 生活保護 , 自立支援医療 ( 精神通院医療 ), 傷病手当金 , 障害年金 , 精神障害者保健福祉手帳 ,などの各種制度 に対応していますので、 傷病手当金 申請書 や 精神障害者保健福祉手帳 申請用診断書 , 障害年金 申請用診断書 , 傷病証明書 , 主治医意見書 , 就労可能証明書 , 当院所定様式や任意様式の 休職 ( 休学 )時の 診断書 、 復職 ( 復学 )時の 診断書 、通院証明書 ,などの各種書類 に対応でき、医療費の助成 (公費)/ 公的支援 / 手当 が受けられる可能性もあります。

うつ病 、 双極性障害 ( 躁うつ ) 、 不眠症(睡眠障害) 、 適応障害 、 不安障害 ( 社会不安症 )発達障害 ( ADHD ) 、 自律神経失調症 、 統合失調症 、 パニック障害 、 強迫性障害 、 月経前症候群 ( PMS )月経前不快気分障害 ( PMDD )、 認知症 、 心身症 、その他 メンタルヘルスの問題 や、職場の パワハラ ( パワーハラスメント )、 セクハラ ( セクシャルハラスメント )、 モラハラ ( モラルハラスメント )、 アカハラ ( アカデミックハラスメント )、 人間関係の悩み 、 家族の悩み 、 育児の悩み などに対して、 精神科 / 心療内科 / 麻酔科 ( ペインクリニック ) / 漢方内科 の診療経験豊富な 医学博士 の院長がこれまで 培って きた経験を活かし、患者様一人一人に合った適切な診療をさせていただきます。
また、 公認心理師 / 臨床心理士 による 心理カウンセリング , 大人の発達検査 「 WAIS-Ⅳ ( ウェイス-フォー ) 知能検査 」, 子どもの発達検査 「 WISC-Ⅴ ( ウィスク-ファイブ ) 知能検査 」や、看護師による血液検査、自宅でおこなえる 睡眠時無呼吸症候群 の検査も可能です。
さらに自費診療では、 プラセンタ注射 等の 健康注射 , 帯状疱疹ワクチン 等の 予防接種 が可能です。
それらを通して、皆様の心と体の健康をサポートさせて頂きます。

まずは皆様のお悩みや不安を聞かせて頂き、最適な医療を提供できるよう、 東京都 大田区 仲六郷 の 京急線 六郷土手 / 雑色 エリアで、 精神科 や 心療内科 などの メンタルクリニック の受診が初めての方でも安心を 保てて 通いやすく、気軽に立ち寄れる身近な存在を目指しております。

「 心 」と「 体 」は密接に関係しており、自分自身で何かおかしいなと思ったり、身近な方の異変を感じた場合には、ひとりで悩まず、手遅れになる前に、 心理カウンセリング / WAIS-Ⅳ ( ウェイス・フォー ) 知能検査 / WISC-Ⅴ ( ウィスク-ファイブ ) 知能検査 / プラセンタ注射 / 帯状疱疹ワクチン などの 自費診療 もおこなえる 精神科 / 心療内科 / 麻酔科 ( ペインクリニック )/ 漢方内科 を標榜する 保険医療機関 ( 診療所 )の 六郷土手駅前こころとからだの痛みクリニック ( メンタルクリニック ) へお気軽にご相談ください。