心理カウンセリングでできること(保護者面談含む)|「話す」だけで終わらせず、生活が回る具体策へ
「子どもの癇癪や不登校が続いている」「学校でトラブルが増えた」「親がどう関わればよいか分からない」「検査(WISCなど)の結果は出たが、日常でどう活かせばよいか迷う」——。
こうした悩みは、家庭だけで抱え込むほど負担が増え、親子関係もこじれやすくなります。
心理カウンセリングは、単に気持ちを聞くだけでなく、困りごとを整理し、家庭・学校・生活に“使える形”の対策に落とし込む支援です。この記事では、子どもの相談におけるカウンセリングでできることを、保護者面談(親面談)を含めて具体的に解説します。
心理カウンセリングとは:困りごとを「理解」し、「対処」を設計する時間
心理カウンセリングは、心理士等との対話を通して、次のようなことを行います。
- 困りごと(行動・感情・学習・対人関係)の整理
- 背景(特性、環境、ストレス、家庭内の循環)の理解
- 具体的な対処(声かけ、仕組み化、環境調整、練習方法)の設計
- 経過の振り返りと微調整(やってみて合わない点を修正)
子どもの支援は特に、本人の努力だけでは変えにくい「環境」や「関わり方」が成果を左右するため、心理カウンセリングが有効な場面が多くあります。
保護者面談(親面談)でできること:子ども本人が話せなくても支援は進められる
子どもが年齢的に言語化が難しい場合や、本人面談を嫌がる場合でも、保護者面談だけで支援が進むケースは少なくありません。保護者面談では、主に次を扱います。
1) 家庭で起きている「困りごとの構造化」
- いつ、どこで、何が起きるか(時間帯・場面・きっかけ)
- その後どうなるか(親の対応、子の反応、収束までの流れ)
- 何が悪化要因/改善要因か(睡眠、刺激、予定、声かけ等)
感覚としての「大変」を、再現可能な形に整理することで、対策が立てやすくなります。
2) 声かけ・ルール・報酬設計の最適化(叱責から設計へ)
- 注意・叱責が増えてしまう悪循環を減らす
- できた行動を増やす“ほめ方”の具体化
- 家庭内ルール(ゲーム、就寝、宿題など)の合意形成
- 「やらない」ではなく「できる条件」を作る
3) 保護者の負担軽減(親のメンタル支援)
親が疲弊していると、どんな正しい方法も続きません。
カウンセリングでは、保護者のストレス、罪悪感、孤立感を整理し、継続可能な関わり方に落とし込みます。
4) 学校との連携の準備(共有資料の作成含む)
- 学校へ伝えるべきポイント(困りごと/配慮してほしい点/家庭で有効な工夫)
- 面談での伝え方、優先順位の付け方
- 必要に応じて、合理的配慮や支援の方向性を整理
子ども本人のカウンセリングでできること:感情・行動・人間関係を“練習”として扱う
本人面談では、年齢や特性に合わせて「話す」だけでなく、スキルを身につける練習として進めることがあります。
1) 感情のコントロール(癇癪・切り替え)
- 予兆(身体感覚・考え)に気づく
- クールダウン方法を決める(場所・手順・合図)
- 爆発後の振り返りを責めずに行い、次の手を増やす
2) 不安への対処(登校しぶり・強い心配)
- 不安が強くなるパターンの把握
- 段階的に“できる行動”を増やす(スモールステップ)
- 安心の作り方(準備・見通し・言葉の整理)
3) 対人スキル(友だち関係・衝突)
- 事実/解釈/感情を分ける
- 伝え方、断り方、頼み方の練習
- すれ違いが起きる場面の“台本”を作る
4) 自己肯定感の回復(「できない」から「条件が合わない」へ)
発達特性や学習の凸凹があると、「できない経験」が積み重なりやすいものです。
本人面談では、強み・得意な条件を見つけ、成功体験を設計していきます。
発達特性(ADHD/ASD等)とカウンセリング:診断の有無より「困りごとベース」で進める
発達特性の支援は、診断名よりも、以下のような“困りごと”に焦点を当てると進めやすくなります。
- 宿題に着手できない、終わらない
- 忘れ物・提出物が多い
- 集団で疲れやすい、切り替えが苦手
- こだわりで衝突が増える
- 口頭指示が通りにくい
- 書く負荷が高く学習が止まる
カウンセリングでは、困りごとに対して「仕組み」「環境」「スキル」の3方向から介入し、家庭・学校で回る形に整えます。
WISC(知能検査)などの結果をカウンセリングで活かす方法
検査結果は、“分かった”だけで終わると日常は変わりません。
カウンセリングでは、検査で見えた特性を、次のように実装します。
- 指示が入りにくい → 指示の見える化、分割、チェックリスト化
- 作業が遅い → 量の調整、時間設定、道具(ICT)活用
- 文章理解が負担 → 図や具体例を増やす、提示順を工夫
- 記憶保持が弱い → メモ・ルーティン・手順書の整備
「家庭で何を変えるか」「学校に何を依頼するか」「本人にどんな練習をするか」を、具体的に落とし込みます。
相談テーマ別:カウンセリングでの具体的支援例
学習・宿題
- 宿題の“着手儀式”づくり(タイマー、場所固定、短時間スタート)
- 優先順位の付け方、課題の分割
- 間違い直しの仕組み化(見直し手順のテンプレ)
生活習慣(朝の支度・睡眠・ゲーム)
- 朝の支度を工程表にして見える化
- 眠りの前のルーティン整備(刺激・端末・入浴・照明)
- ゲームや動画のルールを「対立」ではなく「合意」にする
友人関係・学校ストレス
- すれ違い場面の分析と対処台本
- 先生への相談の準備(伝える内容・順序)
- 登校しぶりの段階的アプローチ
親子関係
- 叱る回数を減らす設計(先回り・環境調整・代替行動)
- 褒め方の具体化(結果より過程、行動を言語化)
- 兄弟差・比較の整理
カウンセリングの進め方(一般的な流れ)
- 初回:困りごとの整理、目標設定(何ができるようになれば良いか)
- アセスメント:家庭・学校の状況、きっかけ、強み、維持要因の確認
- 介入:家庭での実験(工夫)→結果を振り返り→微調整
- 定着:うまくいった方法を習慣化、学校連携や長期課題の設計
頻度は、開始直後は2週に1回〜月1回程度で、状態に応じて調整することが多いです(貴院運用に合わせて案内してください)。
よくある質問(FAQ)
Q1. 子どもが「行きたくない」と言ったら、カウンセリングは受けられませんか?
保護者面談から開始し、本人面談はタイミングを見て導入する方法があります。本人が受け入れやすい形(短時間、遊び要素、見通し提示)で進めることも可能です。
Q2. カウンセリングだけで改善しますか?薬は必要ですか?
困りごとの内容により異なります。環境調整やカウンセリングで十分改善する場合もあれば、症状が強い場合は専門の医療機関で医師の診察により治療方針(薬物療法を含む)を検討することもあります。
Q3. 学校にどう伝えればいいですか?
「困りごと」「有効な工夫」「必要な配慮」を短く整理し、優先順位をつけて伝えるのが実務的です。カウンセリングで、面談準備や共有文の作成をサポートできます。
Q4. WISCの結果をもらったが、どう活かしていいか分かりません
カウンセリングでは、検査所見を日常の工夫に変換します。家庭の仕組み・学校への配慮依頼・本人の練習テーマに落とし込むことができます。
まとめ:心理カウンセリングは「親子の毎日を回す」ための実務支援
心理カウンセリングは、気持ちの受け止めに加え、
- 困りごとの整理
- 関わり方の最適化
- 生活と学習の仕組み化
- 学校連携の準備
を通じて、親子の負担を減らし、日常を回る形に整える支援です。
「このまま様子見でいいのか不安」「家庭での対応が限界」「学校との連携がうまくいかない」など、具体的なお困りがある場合は、早めに相談することで改善が早まることがあります。
六郷土手駅前こころとからだの痛みクリニックの特徴
六郷土手駅前こころとからだの痛みクリニック ( メンタルクリニック )は、これまで数多くの クリニック ( 診療所 ) や 病院 などで 精神科 , 心療内科 , 麻酔科 の診療をおこなってきた、 医学博士 の院長が、気軽に立ち寄れる身近な かかりつけ医 を目指しています。
また 公認心理師 / 臨床心理士 による 心理カウンセリング / WAIS-Ⅳ ( ウェイス-フォー ) 知能検査 / WISC-Ⅴ ( ウィスク-ファイブ ) 知能検査が可能です。
※心理カウンセリング / WAIS-Ⅳ ( ウェイス-フォー ) 知能検査 / WISC-Ⅴ ( ウィスク-ファイブ ) 知能検査 はいずれも、当院に通院歴のない初めて来院される方でもご利用いただけます。
※心理カウンセリング / WAIS-Ⅳ ( ウェイス-フォー ) 知能検査 / WISC-Ⅴ ( ウィスク-ファイブ ) 知能検査 のみのご利用も可能です。
六郷土手駅前こころとからだの痛みクリニック ( メンタルクリニック )の 診療 および 心理カウンセリング / WAIS-Ⅳ ( ウェイス-フォー ) 知能検査 / WISC-Ⅴ ( ウィスク-ファイブ ) 知能検査 は予約制ですので、[ WEB予約 ]または、診療時間内の[ 電話予約(03–6424–7839) ]の上、ご来院ください。
[ WEB予約 ]はこちら
https://rokugo-dote-mental.reserve.ne.jp/
※初診の当日予約 は、 WEB予約 を受け付けておりませんので、[ 電話(03–6424–7839) ]にてお問い合わせください。
六郷土手駅前こころとからだの痛みクリニック ( メンタルクリニック )は 京急線 六郷土手駅 から徒歩0分(10秒)と 駅近く にあります。
〇 最寄りの 京急線 六郷土手駅 は 京急線 普通電車 で下記の通りです。
・ 京急蒲田 駅 から 川崎 / 横浜 方面に2駅
・ 雑色 駅 から 川崎 / 横浜 方面に1駅
・ 京急川崎 駅 から 蒲田 / 品川 方面に1駅
・ 京急鶴見 駅 から 蒲田 / 品川 方面に 4駅
〇 最寄りの バス停 は下記の通りです。
・ 東急バス 六郷土手 バス停 から徒歩3分
・ 京急バス 六郷橋 バス停 から徒歩3分
また 六郷土手駅前こころとからだの痛みクリニック ( メンタルクリニック )は 京急大師線 港町 駅からも徒歩15分 という立地にあり、 東京 都内 からも 川崎 / 横浜 方面からも アクセス しやすいく 通いやすい 場所にあります。
なお 六郷土手駅前こころとからだの痛みクリニック ( メンタルクリニック ) では、 生活保護 , 自立支援医療 ( 精神通院医療 ), 傷病手当金 , 障害年金 , 精神障害者保健福祉手帳 ,などの各種制度 に対応していますので、 傷病手当金 申請書 や 精神障害者保健福祉手帳 申請用診断書 , 障害年金 申請用診断書 , 傷病証明書 , 主治医意見書 , 就労可能証明書 , 当院所定様式や任意様式の 休職 ( 休学 )時の 診断書 、 復職 ( 復学 )時の 診断書 、通院証明書 ,などの各種書類 に対応でき、医療費の助成 (公費)/ 公的支援 / 手当 が受けられる可能性もあります。
うつ病 、 双極性障害 ( 躁うつ ) 、 不眠症(睡眠障害) 、 適応障害 、 不安障害 ( 社会不安症 )、発達障害 ( ADHD ) 、 自律神経失調症 、 統合失調症 、 パニック障害 、 強迫性障害 、 月経前症候群 ( PMS )、月経前不快気分障害 ( PMDD )、 認知症 、 心身症 、その他 メンタルヘルスの問題 や、職場の パワハラ ( パワーハラスメント )、 セクハラ ( セクシャルハラスメント )、 モラハラ ( モラルハラスメント )、 アカハラ ( アカデミックハラスメント )、 人間関係の悩み 、 家族の悩み 、 育児の悩み などに対して、 精神科 / 心療内科 / 麻酔科 ( ペインクリニック ) / 漢方内科 の診療経験豊富な 医学博士 の院長がこれまで 培って きた経験を活かし、患者様一人一人に合った適切な診療をさせていただきます。
また、 公認心理師 / 臨床心理士 による 心理カウンセリング , 大人の発達障害の検査 「 WAIS-Ⅳ ( ウェイス-フォー ) 知能検査 」, 子どもの発達障害の検査 「 WISC-Ⅴ ( ウィスク-ファイブ ) 知能検査 」や、看護師による血液検査、自宅でおこなえる 睡眠時無呼吸症候群 の検査も可能です。
さらに自費診療では、 プラセンタ注射 等の 健康注射 , 帯状疱疹ワクチン 等の 予防接種 が可能です。
それらを通して、皆様の心と体の健康をサポートさせて頂きます。
まずは皆様のお悩みや不安を聞かせて頂き、最適な医療を提供できるよう、 東京都 大田区 仲六郷 の 京急線 六郷土手 / 雑色 エリアで、 精神科 や 心療内科 などの メンタルクリニック の受診が初めての方でも安心を 保てて 通いやすく、気軽に立ち寄れる身近な存在を目指しております。
「 心 」と「 体 」は密接に関係しており、自分自身で何かおかしいなと思ったり、身近な方の異変を感じた場合には、ひとりで悩まず、手遅れになる前に、 心理カウンセリング / WAIS-Ⅳ ( ウェイス・フォー ) 知能検査 / WISC-Ⅴ ( ウィスク-ファイブ ) 知能検査 / プラセンタ注射 / 帯状疱疹ワクチン などの 自費診療 もおこなえる 精神科 / 心療内科 / 麻酔科 ( ペインクリニック )/ 漢方内科 を標榜する 保険医療機関 ( 診療所 )の 六郷土手駅前こころとからだの痛みクリニック ( メンタルクリニック ) へお気軽にご相談ください。